山口101 長野山山頂 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
山口101 | ながのやま | Mis-pene-2-1-YAGC | ||||
長野山山頂 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
その他の地形 | 準平原遺物 | C | 小 | B | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
山口県 都濃郡鹿野町・玖珂郡錦町 | 2.5万 周防広瀬(山口) | |||||
解 説 | ||||||
長野山は徳山市北方の都濃郡鹿野町と玖珂郡錦町境に位置する標高1015.3mの山である。標高850m付近から山頂にかけては,谷は浅くなり,尾根の傾斜も緩やかになり,視界が開ける。この山頂付近の小起伏面は,中国地方に発達する小起伏面の中の「脊梁山地面(道後山面)」に対比されており,準平原遺物と考えられている。小起伏面の範囲は山頂付近のごく狭い範囲である。 長野山から南東に延びる尾根沿いにも小起伏地形が見られ,馬糞ヶ岳(標高985.2m)に続いている。一方,長野山北方には,尾根伝いに少し離れた島根県境付近の標高968.2mや1016mの山頂周辺に小起伏面が分布する。さらに,その北から東に続く島根県境の尾根にある標高1000mを超える山頂にも,やや緩やかな斜面の連続が見られる(平家ヶ岳,標高1066.4mなど)。これらも長野山と同様の準平原遺物と考えられる。 |
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1 長野山山頂付近
2 長野山周辺の小起伏山頂