山口92  綾羅木海岸
県位置コード 名  称 コード
山口92 あやらぎ Coa-dune-1-2-YAGC
綾羅木海岸
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 砂丘・風紋 C 中S
所 在 地 図 幅 名
山口県 下関市綾羅木町〜安岡本町 2.5万 安岡(小串)・下関(福岡)
    解  説
 
 下関市北西部,響灘に面した鼻ヅラ付近から,北の村崎ノ鼻付近までは,緩やかな弧を描く砂浜海岸(綾羅木海岸,全長約2.5km)になっている。砂堆の幅0.5〜1km。背後に沖積低地や洪積台地が広がる。砂堆上には小規模な3列の砂丘が認められているが,著しく人工改変を受けている。
 砂浜は海水浴場として市民の憩いの場となっているが,綾羅木川河口にはマリーナの施設が造られたり,砂浜の背後まで住宅地化されるなど,開発が進んでいる。このほか,南部には離岸堤が,綾羅木川河口には海に向かって200m程の導流堤が,河口北部の砂浜には護岸工が施工されるなど,多くの人工改変が加えられている。
 
 


1 綾羅木海岸(綾羅木川河口より北方)


2 同上(南方、砂丘上は集落となっている)


3 低位段丘面上の遺跡と考古博物館