山口90  越ヶ浜と笠山
             
県位置コード 名  称 コード
山口90 こしがはま かさやま Coa-tomb-1-2-YAGC
越ヶ浜と笠山
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 トンボロ及び陸繋島 C 中S
所 在 地 図 幅 名
山口県 萩市越ヶ浜 2.5万 越ヶ浜(山口)
    解  説
 
 萩市北方4km,日本海に突出した小半島は,玄武岩質安山岩からなる溶岩台地の上にスコリア丘(笠山,標高112.2m)をのせた地形である。溶岩台地を含め笠山はもと島であったが,砂嘴の発達によって本土側と結ばれ陸繋島となった。陸繋砂州(トンボロ)は東西の長さ約400m,幅は約120m(現在は南北両岸に数十m幅の埋立地が付加されている),礫・砂で構成される。
 トンボロの西端部,陸繋島との付け根に当たる部分には,このトンボロによって閉じこめられた潟湖(明神池)が残されている。また,その西側の笠山の東麓には風穴がある。トンボロ上は古くから越ヶ浜の集落が立地した。その両側は漁港(北は嫁泣港,南は夕和港)となっており,防波堤が築かれている。一帯は,北長門海岸国定公園の一部となっている。
 


1 笠山から見た越ヶ浜


2 明神池(潟湖)