山口80 龍宮の潮吹き | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
山口80 | りゅうぐうのしおふ | Coa-bhol-1-1-YAGC | ||||
龍宮の潮吹き | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
海岸地形 | 潮吹き穴 | @ | 微 | A | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
山口県 大津郡油谷町津黄 | 2.5万 長門古市(山口) | |||||
解 説 | ||||||
海食洞などの上部に断層や節理などの侵食に弱い部分があると,そこが崩落し貫通して小穴ができる。潮吹きは,海食洞内に入った波が洞内の空気を圧縮し,この小穴から海水を一気に吹き上げる現象である。 向津具半島の最高峰・雨乞山(標高347.0m)の北北東約2.3kmの海岸にある潮吹き穴は,「龍宮の潮吹き」と呼ばれ,安山岩帯のなかの流紋岩が侵食されてできた小穴(縦約1m,横約0.2m)である。北東の風が吹き,海が荒れているときには,噴き上げられた海水は高さ30mに達するという。 昭和9年8月,国の名勝および天然記念物に指定された。西長門海岸県立公園の一部である。潮吹きは龍神のなせるわざとして信仰を集め,旱魃時には雨乞いが行われたという。 |
1 龍宮の潮吹き遠望(防波堤背後の半島部)
2 潮吹き付近
3 案内板