山口77  黄金洞
県位置コード 名  称 コード
山口77 おうごん Coa-cave-1-2-YAGC
黄金洞
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 海食洞 D 線U
所 在 地 図 幅 名
山口県 長門市青海島 2.5万 青海島北部(山口)
    解  説
 
 青海島の北西端にある海食洞。北に大小2つの海食洞が開口しており,「夫婦洞」とも呼ばれる。東側の海食洞が大きく,奥行きは約80m,高さ32m,幅は洞口で13m。西側のものは,洞口幅約8mでやや規模が小さい。どちらも観光船が入ることが出来る。
 青海島の中〜西部にかけての海食崖や離れ島には,海食洞や海食洞門が多数発達している。比較的規模の大きなものには,「黄金洞」「観音洞」「大門」「小門」「島見門」「凱旋門」などの名が与えられている。島の中央部にある長浜群洞には,60もの小洞穴が連続して開口している。
 青海島は,大正15年10月,国の名勝・天然記念物に指定。北長門海岸国定公園の一部である。島を一周する観光船があり,沖合から観察することが出来る。地元では海食洞をエラと呼んでいる。
 


1 夫婦洞とも呼ばれる黄金洞


2 洞内の壁