山口76  大吼谷の蝙蝠洞
県位置コード 名  称 コード
山口76 おおごおやのこうもり Coa-cave-1-1-YAGC
大吼谷の蝙蝠洞
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 海食洞 D* 線U
所 在 地 図 幅 名
山口県 豊浦郡豊浦町小串 2.5万 小串(小串)
    解  説
 
 響灘に突出する小半島(笠松ノ鼻)の西〜北面を取り巻く海食崖に形成された海食洞。花崗岩質の海食崖は「切石」と呼ばれる高さ約60mの断崖で,本洞はその北西端にあり,北に口を開けている。洞口は,海面からの高さ約4m,幅約2mと縦に細長く,奥行きは約80m。奥部では高さ6m,幅10mになるところもある。洞内は小船で観察できるという。
 洞内には,ユビナガコウモリが生息している。国の天然記念物に指定された(昭和3年3月指定)。本洞の東側には,「お陸三吼谷」と呼ばれるやや小規模な海食洞がある。
 


1 大吼谷の蝙蝠洞遠景(岬の基部)