山口71  蓋井島
県位置コード 名  称 コード
山口71 ふたおい Coa-benc-1-1-YAGC
蓋井島
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 波食棚(波食台) C 中線
所 在 地 図 幅 名
山口県 下関市蓋井島 2.5万 蓋井島(小串)
    解  説
 
 蓋井島は本州最西端の毘沙ノ鼻から約6km西に離れた響灘にある小島で,周囲を波食崖や波食棚(海食台)によって取り巻かれている。
 海食崖の高さは数10m,高いところで70〜80mに達する。その基部に発達する波食棚は平均して40〜50mの幅を持ち,広いところでは80mに達する。蓋井島の周囲の3分の2を占める。酒ノ瀬,源蔵ヶ鼻付近,賢女ノ鼻付近などの波食棚上には岩島(離れ島)が多い。地質は島の北西部が白亜紀の関門層群(砂岩・礫岩・頁岩),南東部が花崗岩・花崗閃緑岩からなる。
 島の中央部の南岸に集落と港があり,対岸の吉見漁港との間に定期船がある。
 
 


1 蓋井島遠望