山口68  青海島北岸
県位置コード 名  称 コード
山口68 おうみ Coa-coas-1-1-YAGC
青海島北岸
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 岩石海岸 C 中S
所 在 地 図 幅 名
山口県 長門市 2.5万 青海島北部・通(山口)
    解  説
 
 青海島は周囲約28km,主として白亜紀の石英安山岩〜流紋岩質凝灰岩類よりなる島で,北岸を日本海に面して,東西に延びる島である。その北岸は長さ約16kmにわたって,海食崖が発達する岩石海岸となっている。
 海食崖は島の東部で高く100mを超えている。そのほかは数十m〜50m程度である。海食崖に沿って,離れ岩が点在する波食棚が広がっている。波食棚の幅はおおむね100m以内であるが,東部の「十六羅漢」付近では200mを超えており,その上に林立する多数の離れ岩が景観を引き立たせている。西部には,「黄金洞」や「観音洞」と名付けられた海食洞・海食洞門が数多く分布する。
 大正15年10月,国の名勝・天然記念物に指定。北長門海岸国定公園の一部である。島を一周する観光船があり,岩石海岸の地形を観察することが出来る。
 
 


1 岩石海岸の青海島北岸


2 海食崖


3 ノッチや海食洞が続く