山口56 水無川の小扇状地 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
山口56 | みずなし | Flu-fan-1-2-YAGC | ||||
水無川の小扇状地 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
河川地形 | 扇状地 | D | 中 | C | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
山口県 玖珂郡玖珂町玖珂 | 2.5万 玖珂(広島) | |||||
解 説 | ||||||
蓮華山(標高576.4m)山塊から流下した島田川支流の水無川が,玖珂盆地に流出したところに形成した小扇状地。等高線は南に向かってほぼ半円形を描いている。扇頂−扇端間は約1.5km。扇頂の標高70m,扇端では50m。扇央部までは浅く開析を受けている。水無川は名前の通り少雨期には水の流れが見られなくなる。コンクリートによる流路工が施されてされている。 扇頂では水田や住宅地が混在している。扇央は玖珂町の中心市街地が立地しており,東西に国道2号やJR岩徳線が貫いている。畑地として利用されているところもある。先端はほとんどが水田となっている。この扇状地と類似した地形は,より小規模であるが,島田川を西に下った隣町の周東町下久原にもある。 |
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1 玖珂の中心市街地が広がる水無扇状地
2 扇央部の水の涸れた水無川