山口31  鼻繰岩
県位置コード 名  称 コード
山口31 はなぐり Str-brid-1-2-YAGC
鼻繰岩
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
地質を反映した地形 天然橋・岩門・石門 C 線U
所 在 地 図 幅 名
山口県 長門市青海島 2.5万 仙崎(山口)
    解  説
 
 青海島南西端の離れ島にある天然橋。付近の海域を鼻繰浦という。鼻繰岩は海食作用によって陸から切り離された,東西が70mほどの細長い小島で,南北の面は切り立った崖となっている。その中央下部にやや小さめのくっきりとした空洞があって,水平線を見通すことが出来る。名称の鼻繰は,牛の鼻の両穴を貫いてかける環状の木で,鼻輪とも呼ばれるもので,類似した地形にしばしば名付けられている(下松市の笠戸島など)。
 青海島は,大正15年10月,国の名勝・天然記念物に指定された。北長門海岸国定公園の一部でもある。島を一周する観光船があり,船から観察することが出来る。
 
 


1 鼻繰岩


2 2つの穴からなる鼻繰岩