山口28  二見の夫婦岩
県位置コード 名  称 コード
山口28 ふたみのめおと Str-ston-1-1-YAGC
二見の夫婦岩
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
地質を反映した地形 奇岩怪石・巨石群 C
所 在 地 図 幅 名
山口県 豊浦郡豊北町二見 2.5万 滝部(小串)
    解  説
 
 豊北町二見の立石崎の海上にある大小二つの岩。付近の海岸は,菊川断層の延長上にあり,山地が海に迫り,単調な海岸線となっている。海側には礫の転がる狭い波食棚があり,夫婦岩はその上に位置する塔状の2つの岩礁(離れ岩)で,それぞれ鋭い稜線をもって屹立している。大岩は高さ約9m,小岩は約5m。付近の地層は,白亜紀の下関亜層群下部層(砂岩・凝灰質砂岩・礫岩・頁岩)で構成されている。
 信仰の対象となっており,2つの石の間に注連縄がかけられている。国道191号線,山陰本線が海岸線に沿って併走しており,観察は容易である。
 
 


1 国道の脇の夫婦岩


2 注連縄がかけられた大岩・小岩