山口18  出来水ウバーレ
県位置コード 名  称 コード
山口18 できみず Str-cars-4-1-YAGC
出来水ウバーレ
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
地質を反映した地形 ウバーレ A
所 在 地 図 幅 名
山口県 美祢郡秋芳町 2.5万 於福(山口)
    解  説
 
 秋芳洞の洞口から北西へ約2.5kmのところにあるウバーレ。約400m四方の凹地には,数多くのドリーネが存在する。ドリーネは全体として北西−南東方向に配列し,中心部のドリーネほど規模も大きく,深い凹みとなっている。
 出来水ウバーレの南西方向と北東方向には,ドリーネの連続する凹地が細長く続いており,南東では鬼の穴・なかじゃくり・矢ノ穴ドリーネ群,北東では地獄谷ウバーレにつながっている。このため,地獄谷−出来水−矢ノ穴と連続する一連の凹地を一つの巨大なウバーレと見ることも出来る。
 ドリーネの名称「出来水」は,梅雨末期などの大雨の後に地下水位が上がり,ドリーネ底に水がたまることから名付けられた。