山口14 地獄台 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
山口14 | じごく | Str-cars-2-1-YAGC | ||||
地獄台 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
地質を反映した地形 | カッレンフェルト | *B | 中 | B | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
山口県 美祢郡秋芳町 | 2.5万 秋吉台北部(山口) | |||||
解 説 | ||||||
秋吉台の中央付近にあるカッレンフェルト(石塔原)。非結晶質の緻密で硬い古生界の秋吉石灰岩層群が分布し,カッレン(ラピエ,石塔)が林立している。 日本のような温暖多雨地帯では,厚い残留土壌に覆われた「被覆カルスト」が多いが,地獄台は起伏が大きく,地下溶食が盛んなため,土壌は流出して石灰岩の露出した「裸出カルスト」となっている。カッレンの表面には条溝型・水溝型・迷路型などいくつかのタイプの小溝が発達している。 地獄台は,秋吉台の中で一番早く国の天然記念物に指定された(「秋吉台山の地獄」として昭和3年2月指定。昭和36年10月,秋吉台全体が天然記念物に指定されたため解除された。)。 |
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1 地獄台の東斜面
2 小型の石塔が林立する