山口8  伏馬山
県位置コード 名  称 コード
山口8 ふすま Vol-phm-1-2-YAGC
伏馬山
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
火山地形 火山砕屑丘・火口 B
所 在 地 図 幅 名
山口県 阿武郡むつみ村 2.5万 長門広瀬(山口)
    解  説
 
 萩市周辺から東〜北方にかけて分布する阿武単成火山群に属する小火山。阿武単成火山群には,特徴的な溶岩平頂丘ないし溶岩台地タイプの火山に交ざって,10個以上の火山砕屑丘(スコリア丘)が分布している。
 伏馬山は,むつみ村の吉部盆地の中にあって,人目に付く姿の美しい火山砕屑丘(スコリア丘)である。標高499.1m,底面径約600m。山体の開析はあまり進んでいない。山頂に火口と見られる南に開いた小凹地地形があるが,人為改変を受け原形をあまり残していない。
 車で上る登山道があり,山頂付近は展望が開ける。電波塔やキャンプ施設などが作られ,行楽地化している。
 
 


1 伏馬山


2 伏馬山山頂部の小凹地


3 山頂部の露頭