鳥取82  大山の三ノ沢源頭
県位置コード 名  称 コード
鳥取82 さんのさわ Mis-slid-1-3-TOTT
大山の三ノ沢源頭
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
その他の地形 崩壊地 *B
所 在 地 図 幅 名
鳥取県 西伯郡大山町 2.5万 伯耆大山(松江8-4)
    解  説
 
 大山南壁の崩壊地の一部。三ノ沢源頭は剣ヶ峯−槍ヶ峯間の稜線直下にあり,激しい崩壊を起こしている。崩落物は三ノ沢に集積し,谷を埋めてしまったため,水は伏流となっている。谷を埋積している土砂は降水や雪解け時に下方へズルズルと滑り落ちている。土砂は大山環状道路を横切り,鍵掛峠の西側を南西に流れ,小江尾川となる。大山環状道路から2kmほど下流,標高650m付近から地表水が現われる。三ノ沢にも数個の砂防堰が設置されているが,現在も土砂の多くが堰を乗り越えて下流へ運ばれている。かつては大量の土砂が日野川下流へ運ばれ,夜見半島の砂州の形成に大きな役割を果たした。  
 


1 大山南壁の崩落地


2 三ノ沢の下流流路(上方の白い筋)