鳥取81  大山の二ノ沢源頭
県位置コード 名  称 コード
鳥取81 にのさわ Mis-slid-1-2-TOTT
大山の二ノ沢源頭
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
その他の地形 崩壊地 *B
所 在 地 図 幅 名
鳥取県 西伯郡大山町 2.5万 伯耆大山(松江8-4)
    解  説
 
 大山南壁の崩壊地の一部。二ノ沢源頭は弥山−剣ヶ峯間の稜線直下にあり,激しい崩壊を起こしている。崩落物は二ノ沢に集積し,谷を埋めてしまったため,水は伏流となっている。谷を埋積している土砂は降水や雪解け時に下方へズルズルと滑り落ちている。土砂は大山環状道路を横切り,福永原の南を南西に流れ,白水川(しろみがわ)となる。大山環状道路から3kmほど下流,標高550m付近から地表水が現われる。二ノ沢には数多くの砂防堰に加え,一部の河岸には堤防も設置されている。かつては大量の土砂が日野川下流へ運ばれ,夜見半島の砂州の形成に大きな役割を果たした。  
 


1 大山の二ノ沢源頭(崩壊地)


2 下流には数多くの砂防堰が設けられている


3 砂防堰と源頭


4 土砂に覆われた流路