鳥取58  竜神洞
県位置コード 名  称 コード
鳥取58 りゅうじんどう Coa-cave-1-1-TOTT
竜神洞
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 海食洞 D* 線U
所 在 地 図 幅 名
鳥取県 岩美郡岩美町 2.5万 田後(鳥取11-3)
    解  説
 
 東浦富海岸の羽尾岬突端の50mを越える絶壁が削られてできた海食洞。東側の海竜神と西側の丘竜神の2つを併せて呼ぶ。海竜神は入り口の高さ10m,幅8m,奥行き150m,途中まで小舟が入れる。丘竜神は崩落物によって海とは切り離されている。入り口は崩落物で覆われて1mほどの隙間しかないが,内部は奥行き80mまで達する。いずれも第三紀の角礫凝灰岩の節理に沿って形成されたもので,洞窟内の岩壁には数cmの溶岩鍾乳石がみられる。かつては,長さ20cm位の大きな鍾乳石があったという。洞窟のある岩壁には安山岩の柱状節理もみられる。
 山陰海岸国立公園の一部に指定されている。