鳥取53  鳥取平野
県位置コード 名  称 コード
鳥取53 とっとり Flu-delt-1-1-TOTT
鳥取平野
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 三角州 D
所 在 地 図 幅 名
鳥取県 鳥取市 2.5万 鳥取北部・鳥取南部
(鳥取15-2・16-1)
    解  説
 
 鳥取平野は千代川の河口に形成された山陰有数の沖積平野である。北の日本海とは鳥取砂丘で隔てられる。平野の内で,三角州は,西は湖山池湖岸まで,東は久松山の麓まで,南は古海−古市−鳥取城下の標高6〜7m付近まで,南北約6km,東西約4kmに達する。三角州の上流側には千代川や袋川などの氾濫原や谷底平野が広がっている。
 千代川の大きさに比べると鳥取平野の規模は大きい。その理由として,千代川の流域は流長に比べて面積が大きく,起伏も大きいこと,千代川を始め,野坂川や袋川などの支流が平野に向かって求心的に注いでいることなどがあげられる。
 平野から突き出す標高50m以下の独立峰,天神山や卯山,足山などは,湖山池に浮かぶ青島のように,かつては鳥取湾に浮かぶ島であったが,現在は三角州平野に陸封されたものである。
 
 


1 鳥取砂丘から見た鳥取平野(三角州)


2 同上(右方)


3 同上(右方)


4 同上右方(河口側)