鳥取51  海川
県位置コード 名  称 コード
鳥取51 うみかわ Flu-old-1-2-TOTT
海川
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 旧河道 D
所 在 地 図 幅 名
鳥取県 西伯郡日吉津村海川新田・米子市二本松 2.5万 淀江(松江12-1)
    解  説
 
 日吉津村の東側,米子市との境界付近にみられる日野川の河道跡。米子市の蚊屋付近から海川排水路に沿って北へ続く。周囲より0.5〜1m低い位置にあり,幅100〜200mにわたって水田となっている。河道跡の東西は砂地で畑として利用されているのと好対照である。国道9号より南側は住宅や商工業地としての造成が著しく,流路跡をたどることは困難である。この河道は16世紀半ばから18世紀初頭までの日野川の流路であった。16世紀半ばまでは,東の佐陀川の位置を日野川が流れており,18世紀初頭以降に日野川はほぼ現在の位置を流れるようになった。ただし,氾濫時には海川や佐陀川にも溢流していたという。なお,佐陀新田や海川新田は江戸時代に開発されたものである。