鳥取8 弥山 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
鳥取8 | みせん | Vol-mt-1-1-TOTT | ||||
弥山 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
火山地形 | 溶岩円頂丘 | C* | 中 | B | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
鳥取県 西伯郡大山町 | 2.5万 伯耆大山(松江8-4) | |||||
解 説 | ||||||
大山火山の中央部,弥山(標高1711m)を中心とした底径3kmほどの溶岩円頂丘。1万数千年前に噴出した石英安山岩から構成される。大山の火山活動の中では最も新しい時期の溶岩である。標高800〜900mより高い位置を占める。山腹には円頂丘を取り巻くように崖錐性の堆積物に覆われ,西方からは「伯耆富士」と呼ばれるにふさわしい見事な円錐形をしている。弥山の山頂部はかなり平坦であるが,北壁と南壁は崩壊が激しく,稜線まで侵食が進んでいる。 東の三鈷峰(標高1516m)や野田山(標高1344m),南東の烏ヶ山(標高1448m)は弥山円頂丘より古い時期の噴出物である。一帯は大山隠岐国立公園に指定されており,山腹にはキャンプ場やスキー場も整備されている。 |
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1 西方から見た大山全景(主峰弥山)
2 大山西斜面(溶岩円頂丘)
3 大山北斜面(溶岩円頂丘)
4 大山北壁と元谷