島根114  石見高原
県位置コード 名  称 コード
島根114 いわみ Mis-pene-1-1-SHIM
石見高原
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
その他の地形 隆起準平原 *A 大L
所 在 地 図 幅 名
島根県 西部 20万 浜田・見島・山口
    解  説
 
 大田から浜田にかけての石見高原には起伏の小さい都野津面と呼ばれる侵食面が存在し,隆起準平原の1つと考えられている。都野津面の特徴は面の平坦さというより定高性が著しいことにある。特に三瓶山から大江高山一帯では平滑なスカイラインを望むことができる。都野津面に相当する地形は,日本海の海岸に沿って出雲市から益田市までの標高400m以下の地域に断続的に分布する。海岸部からは約20km内陸部まで続く。都野津面は瀬戸内地域の瀬戸内T面に相当する。都野津面の一部が鮮新−更新統の都野津層に覆われることから,都野津面は鮮新世あるいはそれ以前に形成されたと考えられる。  
 


1 石見高原(後方は三瓶山)


2 定高性が著しい石見高原


3 高原中のV字谷