島根108  神西湖
県位置コード 名  称 コード
島根108 じんざいこ Coa-lago-1-3-SHIM
神西湖
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 潟湖(ラグーン) C
所 在 地 図 幅 名
島根県 出雲市・簸川郡湖陵町 2.5万 神西湖(浜田5-1)
    解  説
 
 面積1.3km2,周囲5km,深さ4mの汽水湖である。『出雲国風土記』の時代には大社湾から続く内湾(神門水海)の一部であったが,その後,埋積が進み,海から切り離されて,江戸時代までには神戸川と狭い水路で結ばれた小湖となった。小湖周辺は排水不良で,洪水時には湖水が溢れ,大きな被害をもたらしていた。貞享年間(1684〜1688)に,西方の砂丘地を削って運河が開削された。これが差海川で,これによって神西湖は直接日本海とつながり,水位も下がったため,湖岸に多くの新田が開発された。湖には常楽寺川や姉川などの小河川が注ぐ。フナ,コイをはじめボラやシジミの漁が行なわれる。  
 


1 神西湖


2 同上右方(北方)