島根105 都野津砂丘 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
島根105 | つのづ | Coa-dune-1-2-SHIM | ||||
都野津砂丘 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
海岸地形 | 砂丘・風紋 | B | 中 | C | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
島根県 江津市 | 2.5万 都野津(浜田15-1) | |||||
解 説 | ||||||
江の川を挟んで,江津市東部の黒松から浅利,江津を経て波子に至る20kmの間には,直線的な砂浜海岸や砂丘地が続く。中でも江津市の都野津から敬川にかけて約4km続く都野津砂丘は最も規模が大きい。海岸に沿って走る浜堤を標高10m弱,幅200m前後の砂丘が覆う。砂丘の表面には防風林としてクロマツが植えられている。砂丘の背後には水田や低湿地などの後背地が砂丘と平行して広がる。中世には後背地は日本海と結ばれた内湾であり,海岸部の砂丘は近世になってから急激に成長したといわれる。江戸時代の砂鉄採集(鉄穴流し)による排出土砂で海岸や後背地を埋立て,新田開発が行なわれた結果,海岸線が前進したからである。 後背地を挟んだ内陸側の半田浜や飯田にも砂丘がみられる。基盤岩からなる山地や丘陵を砂丘砂が覆ったもので起伏が大きく,形成時期も海岸部のものに比べてやや古い。 |
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1 都野津砂丘
2 同上右方
3 防風垣