島根64  西林木町付近の沖積錐
県位置コード 名  称 コード
島根64 にしはやしぎちょう Flu-cone-1-1-SHIM
西林木町付近の沖積錐
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 沖積錐 D
所 在 地 図 幅 名
島根県 出雲市 2.5万 出雲今市(大社4-4)
    解  説
 
 弥山山地は出雲平野北部を東西に走る山地で,標高400〜500m,南側の山腹は急傾斜となっている。弥山山地と出雲平野とが接する地域には,小さな沖積錐が点在している。弥山山地から流下した高浜川は西林木付近で沖積錐を形成している。弥山山地山麓の沖積錐としては最も大型で,沖積錐頂部は平野面より10m高くなっている。昭和10年代の豪雨時に流域の鳶ヶ巣山が崩れて山津波となり,大量の土石が平野へ流れ込んだ記録があり,沖積錐は現在も形成途上といえる。  
 


1 西林木町付近の沖積錐


2 同上(右方)


3 上空から見た出雲平野北部