島根47  下大谷付近の河川争奪
県位置コード 名  称 コード
島根47 しもおおたに Ful-pira-1-2-SHIM
下大谷付近の河川争奪
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 河川争奪地形 C
所 在 地 図 幅 名
島根県 八束郡玉湯町 2.5万 玉造(松江16-3)
    解  説
 
 玉湯川が本郷川の上流部分を争奪したものである。風隙は玉湯川の河床から30mの高さにあり,争奪面積は約7km2である。現玉湯川はこの辺りで北東−南西方向の直線的な谷を成しており,断層線や節理など地質的弱線が争奪の原因である可能性はあるが,はっきりとは確認されていない。現本郷川が山廻段丘を切り込んでいることから,争奪の時代は洪積世の後期であろう。  
 


1 玉湯川(手前)から見た下大谷の風隙部(道路が抜けている)


2 争奪された本郷川上流部(下流方向)