島根30  亀の原周辺の地滑り地
県位置コード 名  称 コード
島根30 かめのはら Str-slip-2-1-SHIM
亀の原周辺の地滑り地
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
地質を反映した地形 地滑りによって生じた凹地・池 C
所 在 地 図 幅 名
島根県 隠岐郡都万村 2.5万 都万 (西郷15-2)
    解  説
 
 島後島の中央から西部にかけては,日本では珍しいアルカリ流紋岩の台地とそれを縁取る急崖で特徴付けられる。標高400m以下に2〜3段の階段状の地形が配列している。亀の原は標高200〜150mに広がるなだらかな台地で,表面には周囲の流紋岩の崖からの崩落物が堆積し,複数の小凹地や小池が分布する。アルカリ流紋岩に覆われている新第三系の泥岩が地すべりの原因とみなされるが,現在は崩落してきた崖錐堆積物の二次的な地すべりと考えられる。  
 


1 亀の原付近