岡山99  津黒高原
県位置コード 名  称 コード
岡山99 つぐろ Mis-pene-2-1-OKAY
津黒高原
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
その他の地形 準平原遺物 C
所 在 地 図 幅 名
岡山県 真庭郡中和村 2.5万 下鍛冶屋(高梁1-3)
    解  説
 
 津黒高原は津黒山(標高1118m)の北西に広がる定高性の著しい丘陵状の小起伏山地である。標高は600〜700m,花崗岩から構成される。吉備高原より1段高い侵食小起伏面に相当する。定高性をもつ小起伏山地は,旭川水系の下和川の右岸にも広がっており,鳥取県境から三朝町側にも一部続いている。鳥取県側は天神川水系の福本川や大谷川によって深い谷が刻まれ,県境付近にまで谷頭侵食が進みつつあり,県境を境として対照的な地形となっている。湯原・奥津県立自然公園に含まれ,国民宿舎や芝スキー場などがある。  
 


1 津黒高原の小起伏面(準平原遺物)


2 同上(右方)


3 同上右方(小起伏面は北方の鳥取県境へ連続している)