岡山96  龍王山西麓の麓屑面
県位置コード 名  称 コード
岡山96 りゅうおうざん Cli-colv-1-2-OKAY
龍王山西麓の麓屑面
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
気候地形 麓屑面 C
所 在 地 図 幅 名
岡山県 笠岡市 2.5万 笠岡(岡山及丸亀5-4)
    解  説
 
 龍王山(標高267m)は笠岡市の北部にある流紋岩からなる山地で,山腹の急斜面を取り巻くように山麓に緩斜面が発達している。緩斜面は最大径50cmを越える亜角〜角礫で構成される。礫層の厚さは3m以上ある。不明瞭ながらも層理があり,水流の影響が認められることから,これらは沖積錐に相当すると考えられる。山麓の浅い小谷の出口に小沖積錐がいくつも造られ,それらが連結して複合沖積錐のようになったものである。  
 


1 龍王山西麓の麓屑面


2 同上(右方)


3 麓屑面上の集落と畑


4 麓屑面の露頭