岡山79  勘三郎穴
県位置コード 名  称 コード
岡山79 かんざぶろう Coa-cave-1-1-OKAY
勘三郎穴
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
海岸地形 海食洞 D 線U
所 在 地 図 幅 名
岡山県 和気郡日生町大多府島 2.5万 日生(姫路12-4)
    解  説
 
 大多府島の南海岸,高さ20mほどの岩壁に刻まれた海食洞。勘三郎洞ともいう。中生代の高田流紋岩類の節理に沿って形成されており,天井の高さは約5m,奥行きは70mに達する。勘三郎という者が洞内で偽金造りをしていたとの伝承がある。台風によって天井の一部が崩壊したため,内部に入ることはできない。この一帯は澄んだ海と白砂青松の海岸が続き,その景観美から瀬戸内海国立公園の一部に指定されている。