岡山61 日本原高原の扇状地 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
岡山61 | にほんばら | Flu-fan-1-2-OKAY | ||||
日本原高原の扇状地 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
河川地形 | 扇状地 | D* | 中 | C | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
岡山県 勝田郡勝北町・奈義町・勝央町 | 2.5万 日本原・楢(姫路14-1・-3) | |||||
解 説 | ||||||
勝北町から奈義町にかけて広がる台地。広義には西の山形仙(標高791m)から滝山(1197m),那岐山(1240m)にいたる那岐山塊の南麓,勝北町山形地区から奈義町高円までの東西約10kmに広がる台地を日本原高原という。狭義には,滝山の南麓の標高400m付近から南に約8km,勝央町北西部まで,広戸川と滝川に挟まれた幅1〜2km範囲を指し,日本原台地とも呼ばれる。日本原台地は日本原礫層から構成される。この礫層は北部では角礫を含むが,南部では淘汰された円礫層からなり,厚さは5m前後,時に30mを越え,扇状地性の堆積物である。扇状地の地形が認められるのは標高290〜200mの範囲で,その北側は山麓緩斜面状となる。日本原台地は開析が進み段丘化している。現河床との比高は20〜25mである。東方の奈義町高円付近に広がる奈義台地もこれと似た地形が見られる。扇状地は高殿川と淀川に挟まれた標高300〜240mの範囲に発達する。 | ||||||
1 日本原高原(扇状地、前方森林付近)
2 同上(左方)
3 日本原台地面(日本原付近)
4 日本原台地面