岡山60  末政川の扇状地
県位置コード 名  称 コード
岡山60 すえまさがわ Flu-fan-1-1-OKAY
末政川の扇状地
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 扇状地 D
所 在 地 図 幅 名
岡山県 吉備郡真備町 2.5万 箭田(岡山及丸亀5-1)
    解  説
 
 末政川は真備町東部を流れる延長6kmほどの小河川。高梁川水系の小田川に注いでいる。流域は風化の進んだ花崗岩地帯にあたり,多量の土砂を運びだしている。しかし,下流部の小田川の谷底平野は非常に平坦で,河床勾配も小さい。そのため,末政川が平野へ出る付近から南東方向,東の高梁川と南の小田川の間には扇状地が形成されている。大きさは幅2km,長さ1.5km,平均勾配は約1/200である。末政川は河道が固定されているため,天井川となっている。形成時期は歴史時代以降とかなり新しく,構成物も礫ではなく,砂である。  
 


1 末政川の扇状地


2 同上(右方)