岡山42  奥津渓の甌穴群
県位置コード 名  称 コード
岡山42 おくつけい Flu-poth-1-1-OKAY
奥津渓の甌穴群
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 甌穴群(ポットホール) C
所 在 地 図 幅 名
岡山県 苫田郡奥津町 2.5万 奥津(高梁1-2)
    解  説
 
 奥津渓は吉井川中流にあり,奥津温泉の南,笠ケ滝から下流へ約3km続く花崗岩の峡谷。琴淵や臼淵,鮎返りの滝,天狗岩,女岩などがある。吉井川の遷急部にあたり,3kmの間で40mほど低下する。甌穴は節理の発達した花崗岩の河床沿いに断続的にみられる。甌穴駐車場付近では,現河床から8.5mの高さの岩棚上に10数個の甌穴がみられ,大きいものは直径80cm,深さ1mに達する。上流部の現河床には径2mを超えるものがみられる。甌穴群は県の天然記念物に指定されている。
 奥津渓は国指定の名勝,湯原・奥津県立自然公園に指定されており,カジカやオオサンショウウオが生息している。
 
 


1 奥津渓の甌穴群


2 同上左方の渓床


3 奥津渓


4 案内板