岡山21  恩原高原のメサ
県位置コード 名  称 コード
岡山21 おんばら Str-mesa-1-1-OKAY
恩原高原のメサ
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
地質を反映した地形  メサ *A
所 在 地 図 幅 名
岡山県 苫田郡上斎原村 2.5万 加瀬木(姫路13-3)
上斎原(高梁1-1)
    解  説
 
 県の北西部,上斎原村の北東部から鳥取県県境に広がる標高900〜1000mの溶岩台地で周辺が開析されてメサ状となっている。台地の頂面は3×0.5kmの広がりをもち,あまり開析されていない。花崗岩を覆う第三紀の安山岩及び同質砕屑岩から構成される。この台地は比高100〜150mの急斜面で境され,その下には標高700〜800mのなだらかな高原状の地形が広がり,全体としてみると階段状の地形となっている。こうした地形は西の高清水高原にも見られる。
 メサ状の台地にその下の高原状の地域をも含めたものが,広義の恩原高原と呼ばれている。氷ノ山後山那岐山国定公園に指定され,昭和3年に完成した恩原湖周辺には青少年旅行村やキャンプ場などが設けられている。
 
 


1 恩原高原(前方はスキー場)


2 同上(右方)


3 同上(右方)