岡山6  阿哲台
県位置コード 名  称 コード
岡山6 あてつだい Str-cars-1-1-OKAY
阿哲台
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
地質を反映した地形 カルスト台地 *C
所 在 地 図 幅 名
岡山県 新見市・阿哲郡哲多町 5万 呰部・新見(高梁7・11)
    解  説
 
 新見市南部を中心に広がる石灰岩台地。哲多町本郷から新見市を経て北房町の境界まで東西18km,南北10kmに分布し,阿哲石灰岩台地とも呼ばれる。標高は400〜500m。この範囲すべてが石灰岩地域ではなく,緩やかに広がる吉備高原に石灰岩台地が断続的に分布している。高梁川とその支流佐伏川,小坂部川が台地面を200m近く切り込み,平坦な台地と深い谷が見事なコントラストを生み出している。高梁川右岸側の石蟹郷台(いしがさとだい),左岸側の北部にある唐松台,高梁川左岸で佐伏川との間にある草間台,佐伏川両岸にひろがる豊永台に細分される。台地上にはドリーネやウバーレを始め,井倉洞や満奇洞,宇山洞,鬼女洞など多くの鍾乳洞がある。一帯は高梁川上流県立自然公園に含まれる。  
 


1 阿哲台(草間台のカッレンフェルト)


2 宇山洞付近の阿哲台(ドリーネ)


3 同上(右方)


4 同上(右方)