岡山2  畑ケ鳴断層
県位置コード 名  称 コード
岡山2 はたがなり Tec-falt-3-2-OKAY
畑ケ鳴断層
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
変動地形 その他の断層崖 C 中線
所 在 地 図 幅 名
岡山県 御津郡加茂川町・建部町
久米郡中央町
2.5万 下弓削・福渡
下加茂(高梁3-1・-2・-4)
    解  説
 
 畑ケ鳴断層は加茂川町の本宮山(標高583m)の南東,畑ケ鳴付近を北東−南西方向に走る長さ約3kmの断層で,地溝状の谷や流路の屈曲がみられる。確実度はTとされている。しかし,畑ケ鳴断層は加茂川町の竹部から北東に延び,下加茂,畑ケ鳴を通り,建部町の角石谷から中央町の打穴川の谷を通り,打穴里へと続く,長さ約30kmのリニアメントの一部に該当し,実際には,もっと広範囲である可能性が高い。畑ケ鳴付近では,断層に沿って,比高50〜100mの急斜面がみられるが,建部町に入ると,谷壁は100〜200mの急斜面をなしている。  
 


1 畑ケ鳴断層に沿って直線的に延びる谷


2 直線的に延びる谷