広島95  海見山東麓のペディメント
県位置コード 名  称 コード
広島95 かいけん Mis-pedm-1-3-HIRO
海見山東麓のペディメント
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
その他の地形 ペディメント A
所 在 地 図 幅 名
広島県 山県郡千代田町 2.5万 琴谷・佐々井(広島)
    解  説
 
 海見山(標高870.0m)は,広島市街地の北方約25kmにある山で,その東麓にはペディメント(山麓緩斜面)が発達している。
 海見山を主峰とする海見山山塊は,北東−南西方向に延び,山頂付近はやや小起伏であるが,山腹斜面は急峻である。しかし,標高500m付近から谷底にかけては,谷の発達のあまり見られない緩やかな斜面へと漸移している。この山麓の緩やかな斜面がペディメント(山麓緩斜面)である。
 海見山は,日本海側の水系(江の川)と瀬戸内海側の水系(太田川)の分水界に当たり,ペディメントのほとんどは,日本海側の流域に分布するため,傾斜変換線から谷底面までの比高は100数十m程である。山頂部から急斜面までは流紋岩分布域,山麓緩斜面は花崗岩が分布しており,地質と地形の境界がほぼ一致する。
 このような,地形的・地質的類似性をもった斜面は,海見山の西に続く,城山(標高667.0m),野々志山(標高741.0m),龍頭山(標高928.4m)山塊の山麓一帯に広く見られる。
 
 


1 海見山東麓のペディメント(手前は中国自動車道)


2 同上付近


3 龍頭山山塊のペディメント