広島74 仙酔島の海食崖 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
広島74 | せんすい | Coa-clif-1-1-HIRO | ||||
仙酔島の海食崖 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
海岸地形 | 海食崖 | D | 線 | B | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
広島県 福山市 | 2.5万 鞆(岡山及丸亀) | |||||
解 説 | ||||||
仙酔島は福山市の鞆港沖合200mにある周囲約3.5km,面積0.9km²の小島で,主として高田流紋岩類の凝灰質流紋岩ないし流紋岩質凝灰岩からなる。 仙酔島の海岸線の突出部はほとんどが海食崖となっている。波の穏やかな瀬戸内海にあるため,比高の大きな海食崖は少ないが,島の東部,京ヶ岬から南に延びる海食崖(長さ約500m)は,最大40mの比高を持つ。その他の海食崖は,比高も小さく,連続性に欠ける。海食崖下には多くの海食洞や隆起海食洞が口を広げている。鞆港側に半島状に突き出た御膳山の南の岬には,海食洞門も形成されている。 仙酔島は,瀬戸内海国立公園の中央部に位置し,「鞆公園」として大正14年(1925)国の名勝に指定されている。島の南側には海岸に沿って自然遊歩道が整備されている。 |
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1 仙酔島の海食崖
2 同上(右方)