広島62  上川立付近の沖積錐
県位置コード 名  称 コード
広島62 かみかわたち Flu-cone-1-3-HIRO
上川立付近の沖積錐
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 沖積錐 D 中S
所 在 地 図 幅 名
広島県 三次市上川立町 2.5万 甲立 (浜田)
    解  説
 
 三次市街地から南西方向へ直線的に延びる江の川中流(可愛川)の東岸,甲田町上川立付近にある沖積錐。小起伏の平佐山(標高412m)のある山塊から北西に流下した小支流が,可愛川沖積地に流出した所に形成された。
 沖積錐上端は,標高197.5m。末端はJR芸備線上川立駅や中心集落(永屋)を越えた西にあり,標高175m。上端から下端までの長さ約800m。緩やかな傾斜で扇状に土砂の堆積が見られる。沖積錐の北端を流下する現河道は,沖積錐面を少し開析している。
 沖積錐上は,ほとんど水田となっており,所々に住宅が点在する。ここから南西約4kmの甲田町甲立にも沖積錐〜小扇状地状地形(長さ1.2km)が見られる。 
 
 


1 上川立付近の沖積錐


2 同上(谷口付近)