広島59 服部川の扇状地 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
広島59 | はっとり | Flu-fan-1-1-HIRO | ||||
服部川の扇状地 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
河川地形 | 扇状地 | D* | 中 | B | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
広島県 福山市駅家町 | 2.5万 新市(岡山及丸亀) | |||||
解 説 | ||||||
芦田川左支流の服部川が,神辺盆地(神辺平野)に流入したところに形成した扇状地。 東西に広がった神辺盆地の中を,芦田川は,盆地の南寄りを東へと流下している。これは,盆地の北方から流れ込む服部川・加茂川などが,盆地に土砂を流出し,盆地北部一帯に複合扇状地を形成しているためである。 盆地西部を南へ流下する服部川は,扇頂で標高30m,扇端で10m,扇頂・扇端間の長さ約2.7kmの緩扇状地を形成している。扇面上の河床は天井川となっている。先端部では湧水があり,古くから利用されてきた。 複合扇状地が広がる神辺盆地は,灌漑用水が不足するため,一帯には多くの溜池が設けられている。扇頂部には,福山藩主水野勝成によって正保2年(1645)完成した備後第一の大池(服部大池)がある。 |
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1 服部川の扇状地(扇央・扇頂方向)
2 扇状地を流れる服部川