広島40  津浪の環流丘陵
県位置コード 名  称 コード
広島40 つなみ Flu-mean-2-1-HIRO
津浪の環流丘陵
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 環流丘陵 *A
所 在 地 図 幅 名
広島県 山県郡加計町 2.5万 坪野 (広島)
    解  説
 
 太田川中流,加計町の市街地から南約3kmにある環流丘陵。太田川本流左岸の本郷集落から津浪−東谷集落にかけて,きれいな環状の谷が通じている。谷底は幅約100〜200m,本郷付近の標高150mに対し,最奥部の津浪での標高235mとかなり高くなっている。環流丘陵(標高446.1m)の東西径950m,南北径700m。
 成因については,津浪を曲流していた太田川が,本郷付近でショートカットしたため取り残されたとする見方と,環流部の最奥部に流れ込む支流の流路変更によって形成されたとする見方がある。
 環流丘陵の南を中国自動車道が陸橋となって通過している。
 
 


1 津浪の環流丘陵(上流側)


2 同上右方(中央が環流丘陵)


3 同上右方(下流側)