広島31  瀬戸滝
県位置コード 名  称 コード
広島31 せとのたき Flu-fall-1-2-HIRO
瀬戸滝
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
河川地形 滝及び滝壷 D
所 在 地 図 幅 名
広島県 佐伯郡吉和村 2.5万 戸河内 (広島)
    解  説
 
 中国自動車道吉和ICの北約5.5km,十方山(標高1318.9m)の南麓にある滝。太田川上流,立岩ダムによって貯水された竜神湖の上流端付近に,北西から流れ込む左支流があり,その上流側約750mの地点にある。
 滝は上下2段の滝からなり,上段の落差約20m,下段の落差約30m。それぞれに滝壷があり,全体の落差は60m。滝付近の地質は粘板岩からなる古生層で,広島県内の滝としては珍しいタイプである。
 北東に細長く延びる竜神湖に左岸側から流れ込む小支流には,瀬戸の滝のほかに,「二ノ原滝」「白井谷の滝」などがある。その北東延長線上には,顕著な断層丘陵(ケルンバット)や鞍部(ケルンコル)地形の見られる国指定天然記念物(昭和40年7月指定)の押ヶ垰断層帯が延びている。
 
 
 


1 押ヶ垰断層の露頭