広島19 黒川明神山 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
広島19 | くろかわみょうじん | Str-res-1-3-HIRO | ||||
黒川明神山 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
地質を反映した地形 | 残丘 | *A | 中 | B | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
広島県 世羅郡世羅西町 | 2.5万 備後小国 (広島) | |||||
解 説 | ||||||
世羅郡世羅西町から三次市にかけての世羅台地上には,約7kmの間に「明神山」と呼ばれる3つの玄武岩からなる残丘(玄武岩ドーム)が,北北東−南南西方向に直線的に配列している。それぞれの山は,集落名を冠して「黒川の明神山」「津田の明神山」「上田の明神山」と呼び分けられることもある。 黒川明神山(標高535.2m)は,その最南端にある玄武岩ドームで,標高400〜450mの小起伏の世羅台地面上に突出した山である。径約400m。台地面は流紋岩類からなり,その上にカルクアルカリ岩系に属する玄武岩が残丘を構成している。「せらにし富士」と呼ばれることもある。 昭和53年(1978)12月,「黒川の明神山」として,県の自然環境保全地域に指定されている。山体の北西麓から台地上にかけては,「せらにし青少年旅行村」として,各種施設が設けられている。 |
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1 世羅台地に孤立する黒川明神山
2 黒川明神山
3 北西側から見た黒川明神山