広島7 仙酔島の隆起海食洞 | ||||||
県位置コード | 名 称 | コード | ||||
広島7 | せんすい | Tec-mari-2-3-HIRO | ||||
仙酔島の隆起海食洞 | ||||||
地形種 | 地形項目 | 重要度 | 規模 | 保存度 | ||
変動地形 | 隆起海食洞 | C | 微 | B | ||
所 在 地 | 図 幅 名 | |||||
広島県 福山市 | 2.5万 鞆(岡山及丸亀) | |||||
解 説 | ||||||
仙酔島は福山市の鞆港沖合200mにある周囲3.5km程度,面積0.9km²の小島で,主として高田流紋岩類の凝灰質流紋岩ないし流紋岩質凝灰岩からなる。 仙酔島の海食洞は大小200余りあるといわれ,洞床が高潮面から2〜4mも高い位置にある隆起海食洞も多く見られる。海食洞の多くは,この島に多数見られる断層や節理と関係があると見られている。鞆港側に半島状に突き出た御膳山の南の岬には,海食洞門も形成されている。 仙酔島は,瀬戸内海国立公園の中央部に位置し,「鞆公園」として大正14年(1925)国の名勝に指定されている。島の南側の海岸に沿って自然遊歩道が整備されている。海食洞は,仙酔層や玢岩の岩脈,断層などとともに,昭和41年(1966)9月,県の天然記念物に指定された。 |
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