広島4  福山断層
県位置コード 名  称 コード
広島4 ふくやま Tec-falt-4-2-HIRO
福山断層
地形種 地形項目 重要度 規模 保存度
変動地形 衝上断層 B
所 在 地 図 幅 名
広島県 福山市 2.5万 神辺・福山東部(岡山及丸亀)
    解  説
 
 福山市東部から市街地北部の丘陵地帯を,東北東方向から西方向に延びる推定活断層。長さ約10km,確実度U(断層と推定されるもの),活動度D(低い)にランクされている。
 断層の北側は,標高200m未満の山地が連続し,断続的に崖線を形成している。その南側は,浅い凹地状の地形やショルダー状の丘陵地となっている。全体として,未固結の礫層の上に花崗岩が衝上している。
 福山市街地北部を横断しており,丘陵中を走る断層は,住宅地化によってかなり人工改変を受けている。「福山衝上断層」と2つの断層露頭(「奈良津露頭」「蔵王城山露頭」)は,昭和44年(1969)4月,広島県の天然記念物に指定された。